SDGsとは、「Sustainable Development Goals(継続可能な開発目標)の略称で、SDGs(エス・ディー・ジーズ)と読みます。
SDGsは、2015年9月の国連サミットにて採択されたもので、国連加盟の193ケ国の国々が、2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。
SDGsが掲げている下記の「17の目標」は、世界中の人々が平等かつ安全に生きることができる社会を作るための目標で、169のターゲットから構成され、現在の世界が抱える包括的な課題です。
弊社は17の目標の中から、下記の4つの目標を掲げています。
1.「目標4~質の高い教育をみんなに~」
すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する。
- 地元地域の小学校の課外活動の一環として、食育学習に携わり、豚の飼育からソーセージやコロッケ・メンチ等のお惣菜ができるまでの過程を見学し、実際に食べてもらい学習の機会を作っていく。
- 養豚事業部の生産管理や勉強会・ミーティングを細目に行う取り組み。 加工事業部では、食品の取り扱いや栄養学・衛生学を学習し、新たな知識を学習していく取り組み。
2.「目標7~エネルギーをみんなにそしてクリーンに~」
すべての人々に手ごろで信頼でき、継続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する。
- 養豚場の屋根に太陽光発電ソーラーを配備し、場内の必要電力を賄っています。また、蓄電された余剰電力は電力会社へ売電を行っています。
- 「資源循環型農業」の取組を目指し、豚の糞尿から堆肥作りをして有機資源を循環させています。山中湖の「花の都公園」や地元農家のトウモロコシをはじめとした農作物に使用していただいています。
3.「目標8~働きがいも経済成長も~」
強靭(レジリエント)なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進すると共に、技術革新の拡大を図る。
- 建設中の豚舎棟は、インフラの質が高く、信頼でき、持続可能かつ強靭な技術開発が施され、包摂的な技術革新を推進できるものと確信しています。
- 弊社は施設全体で資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術等の導入により、改良や改善が図られ、より持続的可能性が定着しております。
4.「目標12~つくる責任つかう責任~」
持続可能な消費と生産のパターンを確保する。
- ブランド名を「富士ヶ嶺ポーク」として登録し、山梨県産ブランド豚「甲州富士桜ポーク」生産農場としても認証されており、また、食品の安全、環境保全、労働安全面等の持続可能性を確保するために、生産工程と管理面でマニュアル化の確立が図られます。
- 肉のトレーサビリティ(追跡可能traceability) は、食品の安心・安全を確保するために、飼育から加工・製造・流通等の過程が明確化されています。弊社では、「家畜個体識別システム利活用促進事業」の農場トレーサビリティシステムに登録しています。